独特な魅力を放つ「カクタス」リング

セルゲイ・イズメスチエフによる日本庭園コレクション

日本の伝統的な庭園の住人をテーマにした「日本庭園」コレクションから生まれた「カクタス」リング。日本の芸術家のキャンバスに触発されたこの作品は、18Kゴールドとユニークな12カラットのウラルエメラルド、小さなエメラルドとダイヤモンドを使用しています。

このリングは、その製作過程が非常に難易度が高いことで知られています。イズメスチエフの原則は、全ての表面を処理すること。それには、互いに接続されて中央のエメラルドを設置するための理想的な平面を形成する針も含まれます。

リングの製作には、12.03カラットのウラル猫の目カボションエメラルド、エメラルドとダイヤモンドのミーレ、18Kゴールドが使用されています。その高さは32mm、長さは30mm、幅は28mmとなっています。

このリングは、カクタスの花弁の内側に位置する針が中央のエメラルドキャストのための平面を形成しています。中央のエメラルドはカクタスの花を表現し、小さなエメラルドはアップキュレットにセットされています。

このリングは、2020年にロシアのモスクワでデザインおよび製造されました。全ての表面を処理するという原則に従い、針が互いに接続されて中央のエメラルドを設置する理想的な平面を形成するため、このリングの組み立ては非常に困難でした。

このデザインは、「イズメスチエフ・ダイヤモンド」の商標を所有するイズメスチエフ・セルゲイによって知的財産権が保護されています。また、2022年にはA'ジュエリー、アイウェア、ウォッチデザイン賞のゴールデン賞を受賞しています。この賞は、デザイナーの才能と知恵を反映した驚くべき、優れた、トレンドを設定する作品に授与されます。これらは、芸術、科学、デザイン、技術を推進し、その優れた卓越性と望ましい特性で世界に大きな影響を与える尊敬される製品と明るいアイデアです。

この「カクタス」リングは、その独自性とオリジナリティ、そして製作過程の難易度から、その魅力を最大限に引き出すアイテムと言えるでしょう。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: Sergey Izmestiev
画像クレジット: Sergey Izmestiev
プロジェクトチームのメンバー: Sergey Izmestiev
プロジェクト名: Cactus
プロジェクトのクライアント: Sergey Izmestiev


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Cactus IMG #5
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